二次創作は全て蛇足であると思っている
原作があって、それにファンアートや音楽など、ネット上では様々な二次創作が溢れているが、それはどんなに素晴らしいものでも蛇足であるということは忘れてはならない。
一言で表すならば、原作厨。というやつであるが、もともと原作で完結しているモノに手を加えているのだから、蛇足というのは前提としてあながち間違っていないはずだ。
それ故に、私は二次創作物を書くという行為が以前より苦手になっていた。
というのも、私が二次創作をすることによって、原作に不必要なモノを加えて世に公開するということが、原作を窘める行為足り得ないか、と不安だったのだ。
原作を超える二次創作物は存在しないのに、それを模索し続けることに意味はあるのかと考えいた。
一次創作ばかりしていたのも、ここに要因がある。
ただまあ、最近は割りきってきていて、どうせ蛇足なんだし、蛇足としか思ってない人が読んだり、見たりするわけなので、無関係の人に強要して読ませることでもないし、勝手にやるのが一番だと落ち着いた。
なんにでも億劫になりすぎるのは良くないし、やりたい時に書きたいものを書くというスタンスを通そうと思えてきている。
9月04日